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2023.12.06

2023年のレコード店(補足)。

11月に書いたブログ、

2023年のレコード店。

に補足というか長くなりすぎたので省略した部分なんかを描き足そうと思います。
補足、続き、もう少し突っ込むと、と言う感じです。
なのでコレを読む前に前のブログを読んでないという方は上のリンクからも飛べるのでそちらを先に読んでみて下さい。
完全に今回は漫画で言う所の「後編」になるので。

前回書いたブログがSNSではそんなに反応なかったのですが「読みました」という反応を直接貰う事が多くて、
そんなに読んでもらえてる、興味があるものなら省略した部分があるので書き足そうと、そういう感じです。

前回は中古レコードを販売するレコード店という側面と新品や中古のCDを売るCD屋の側面でZOOがやっている大きく2つの事について書きました。

「レコード」と「CD」は近く見えますが売る側からみれば違う商品です。

違うというか「売り方」が別モノなのです。

 

レコードは前回も言いましたが流行っているので買うお客さんの分母が多く、「あれば売れる」、という状況。
だけど「あれば」なのです。
モノはお客さんの買取りからのモノなのでなければ売るものがナイ、よって買取りが肝。
新品は価格が高かったり何でもかんでもアナログ化で割と飽和状態。
どのジャンルでも流行るとよくあるやつです。
となると中古をうまく仕入れてインバウンドやネット販売も利用しつつ店頭も活かしながら効率良く売るのが最適なんです。
この「うまく」が言葉の100倍難しい。
小規模な店が大手と互角に戦える方法、もしくは上をいく方法。
個人的には目星を付けていまして少しずつ動いていますが、これは完全に企業秘密です笑
レコードが流行ったばっかりに普通にレコード店を営む、が名古屋でできなくなってしまっている状況です。
昔から【名古屋相場】という言葉があるほど大手の参入がなく地元発祥の店でレコードが安く買えるという状況ではなくなってきました。
自分はアイデンティティと行動力、発想力は得意中の得意なので必ず具現化して乗り切ってみせます。
これもナンバーワンではなくオンリーワンを目指すという座右の銘を根底に頑張ります。

 

 

そしてもう1つ、CDの方。

レコードと何が違うのかという所ですがこれは大きく【サブスク】の影響です。

レコードとサブスクは共存しています。

しかしサブスクとCDはほぼ共存しないのです。※個人的見解

どうゆうことかというと「モノ」が欲しい愛好家はレコードを買って気軽に聞くときはサブスクで聞く、レコードを買っていたとしてもサブスクで聞く。ちゃんとした音で聞きたい方は時間をつくってゆっくりレコードをかける。
モノとしての所有欲を満たしたい方はレコードをコレクションしてサブスクで聞く。

人によって様々だと思いますがこの2通りが多いと思う。

しかしCDは所有欲を満たすまでにいかない事が多い。

まずサブスク、レコード、CDの3形態で発売されたとすると

 

サブスク=便利、安い

レコード=限定感、レア感、所有欲、流行り

CD=サブスクで代用可能

 

と言う感じの位置づけ。

それを打破するために様々なメジャーなアーティストが先行予約特典、初回盤にオマケを付けるなどなどの施策をしているのを山ほど見てますがどれも不発。
そもそも初回盤が高すぎて相当なファンじゃないと買えない値段設定。
04 Limited Sazabysが15曲入りのアルバムの通常盤を1100円(税込)で出して1曲はボーナストラックでサブスクにない、という画期的な事をしましたがこれは正解だと思う。
サブスクとCDが共存する方法はいくつかあるがこれも1つ。特に話をメジャーに限定すると唯一の正解かも知れない。
お客さんの真意を狙う、のが商売であって的外れな事をしても意味はない。
もはやCDを出さずにサブスクだけにした方がよいんでは?となる。

これも最近のニュース。落とし穴と形容されるぐらいの認識。

 

これがインディーならどうか。
売る側(アーティスト側)の目線だと、お客さんの真意の中にレコードにもあった「限定感」「所有欲」を刺激する事。
普通のCDなら難しいですが「デモ」なら可能なはずです。
そして知名度がないのでサブスクを広告媒体と割り切ってyoutubeにMVを出す感覚でリードをアップして宣伝する、
そしてツアーで各地に行った際にはデモが売れれば交通費の足しになる、インディーの古参ファンは初期のデモやマーチなどを所有する事でそのアーティスト(バンド)への愛がハンパなくなるので笑 CDはあった方が熱いファンは増えると思う。
インディーズのサブスクは90%意味がないと言いきれます。
(10%はバズりとフィジカルをつくる予算がどうしてもないとか動きを出したいので刻んでリリースをしたいなど)
バズりはもう今はTikTokでやれば良いし予算がないならCDRで手作りすれば良い、動きは音を出す以外にも方法はあるはず。
その他は前回書いた事がほぼです。
インディーズの1倍良い所は自由な所で全て自分達で決めれる事です。
すなわちオモシロイ事がすぐ出来るのです。
ワクワクしませんか?
自分がインディーズが好きな理由の1つはこれです。

 

 

 

総括するとCDの売り方はサブスクとうまく付き合っているアーティスト(バンド)の音源を推して売る、が店としては売りやすいという事です。
新品はもちろんそうですがサブスクがある音源のCDは中古相場がすぐ大きく落ちます。
サブスクから消えると軒並み中古相場は上がります笑

店として、アーティストとして、様々な立場はありますがサブスクは付き合い方がすべてだと思います。

 

お客さんに「バンドの物販でCD買った方が1番バンドのお金になるから」と言われた事がありますがコレはその通りです。

この言葉に大きい答えがあるの分かりますか?

そうです。

サブスクがあるから買わない(かも)けどなければCDぐらい買うよ、という事です。

音楽はみんな好きなんです、だから昔はミリオンヒットなんてことばもあった。

お金をかける、が正義ではないけどお金をかける価値があるモノが「」音楽」だと自分は思っています。

 

長々とありがとうございました。