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遺品整理業者との間で起こりうるトラブル

遺品整理を業者に依頼した際に、次のようなトラブルが発生する可能性があります。

• 高額な見積書を提示され、強引に契約させられた
• 見積りよりもかなり高い額を請求された
• 安い買取価格の遺品を、後日高額で販売していた
• 搬出した遺品を不法投棄していた

このようなトラブルに巻き込まれないためにも、遺品整理業者は慎重に選ぶことが重要です。

遺品整理業者の選び方

遺品整理業者を選ぶ際のポイントは、以下のとおりです。

ホームページなどを確認すること
遺品整理業者の中には、実在しない住所を使っている怪しい業者もあります。会社のホームページに掲載されている住所が実在しているかどうかを確認し、実績のあるところに依頼しましょう。また「よくある質問」「お客様の声」など依頼する側が知りたいと思う情報が掲載されている場合、信頼できる会社であることが多い傾向にあります。

古物商許可を受けている業者を選ぶ
古物商許可は、各都道府県の公安委員会が発行している中古品の売買のために必要な許可です。遺品整理で発生した遺品は古物扱いとなり、売買や譲渡、交換をする場合には古物商許可が必要になります。古物商許可を持っている業者に依頼すれば、遺品整理から買取まで安心して任せられます。

料金体系が明瞭な業者を選ぶ
公式サイトやパンフレットなどを確認した際に、料金がどのように決まるのかを明確に記載している業者を選ぶようにするとよいでしょう。「1,000円～」というように費用の下限しか書いていない場合には、後で追加料金が発生することがありますので、ご注意ください。

遺品整理業者選びで気をつけたいポイント

遺品整理業者や不用品買取業者の中には、悪徳業者が存在します。このような業者は、乱雑に作業をして廃棄物の始末もルールを守らないことが少なくありません。費用の安さだけで選ばずに、作業内容の確認を行いましょう。

また、遺品整理業者への依頼自体が初めてな方の中には、訪問買取業者に依頼する方もいらっしゃるかもしれません。しかし、下調べなしに頼むと安い価格で買い取られてしまうなどのトラブルに巻き込まれる可能性が高いです。現在、訪問買取に関しては厳しい規制が設けられていますが、電話での勧誘による訪問は禁止されていません。電話で承諾した場合、可能な限り家族や知人などに同席してもらい、複数人で話をするなどの対処が必要です。

さらに、電話帳やインターネット上の情報だけで1社に決めてしまわずに、複数社から見積りを取って比較することも注意点の一つです。

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